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ご挨拶
5月から柳川クリニックで勤務しております看護師・ケアマネージャーの西川奈々と申します。この場をお借りして、ご挨拶を兼ね、少々お話をさせていただきたいと思います。
私が4月まで勤務していた在宅医療機関は、認知症高齢者の医療と介護を専門にしていました。今年に入り「痴呆」から「認知症」へと呼称変更になったばかりですので、「認知症」とはまだ聞きなれない方も多いのではないかと思います。統計によると、要介護認定者のおよそ二人に一人は、程度の差はあれ認知症を有しており、今後増加していくことが予想されています。
認知症は、おおまかに分けて、治る認知症と治らない認知症があります。高齢者の認知症の大半は治らない認知症で、アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症に代表されるように慢性・進行性のものです。現在は認知症の進行をゆるやかにする薬が開発されましたが、それでも進行を食い止めることまではできません。
そこで重要になるのが、認知症のケアでした。認知症の薬による治療だけではなく、デイケアでリハビリをし、参加メンバーとの交流を持つこと、また訪問看護・訪問介護など家にスタッフが訪ねることで、ご利用者様が生き生きとされたのです。ケアを受け始めてから笑顔が増え、その日着る服を選んだり髪を整えたりするのを楽しんでいらっしゃる場面を幾度となく目にしてきました。薬による治療はもちろん必要ですが、同時に必要なケアを受けることが、認知症治療の一環となったのです。
これは認知症の方だけに言えることではありません。加齢に伴い何らかの疾患や障害を抱えながら在宅生活される方が多くいらっしゃいます。医療を受けながらも、その方らしく生活できることは、誰もが願うことではないでしょうか。医療と介護をコーディネートする、それがケアマネージャーの役割の一つであると感じています。
今後、柳川クリニック介護支援センターで、ケアマネージャーとしても関わらせていただくことになりました。少しでも皆様の生活を支えられるよう、お手伝いをしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
看護師・ケアマネージャー 西川奈々
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